GW真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
この度、以下の書籍をAmazonより出版いたしました。
今はスマホをひとり複数台持つ時代。
電話の在り方は大きく変化しています。
固定電話も従来のアナログ電話からIP電話に移り変わっています。
電話が従来の公衆交換電話網(PSTN)からIPネットワークに移行したことで、ITエンジニアはVoIPに関する知識も必要になっています。
本書はそのVoIPやその周辺技術の基礎知識からオープンソースのIP-PBXソフトウェアであるAsteriskを使用した内線電話環境の構築方法を解説しています。
本書執筆にあたって
かれこれ10年以上前、私はVoIPルータの開発に携わっていました。
新規事業を立案し、新しい価値を生み出す、当時はそんな部署に所属していました。
ルータの中にSIPサーバー機能やIPsec機能を持たせ、拠点間での通話を可能にする。
そんなコンセプトで、専用のハードウェアにLinuxベースのOSをのせて、その上にVoIPを実現するための機能を組み込んでいきました。
思い通りにいかないことばかりで、大変でしたが、仲間とともにこの製品が世の中に出ていくことにワクワクしたものです。
ただ、現実はとても厳しかったです。
結果、どうなったのかは本書の中に書いてあります。
エンジニアも結局、苦しんだ分だけ成長につながります。
そんなことも伝われば幸いです。